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「よし、これで2つめ!やったわね!コルサ」
「ですね。はい、オーガポン」
「ぽに!」
凄く順調だ。それが逆に怖い。気のせいだといいけど。
「スグもディルも来ればよかったのに。」
「…そーですね。さて残り1個。キチキギス、崇めると運気が上がりいい事ばかり起きると言われている。元は違うポケモンで羽は短く色もくすんでいたが美しくなりたいと欲したため秀麗な容姿を手に入れた。なるほど。確かに綺麗ではあったし一番ご利益ありそうな見た目してたな。ご利益あろうがなかろうが倒すのみ!…って、あれ?誰もいない。ナビ此処であってますよね?」
ナビの示した通りに来たはずだが誰もおらず。他の2体とは違うパターンだ。鳥ポケだしまさか逃げたとか。
「ぽに!」
「どうしたの?オーガポン。」
オーガポンが示した先には巨大な洞窟。もしや此処か。
洞窟内は割と広かったがキチキギスの姿はない。マジで何処よあの鳥野郎。
洞窟を出るとひらけた場所に出た。
「お、居た。」
「もういい加減にしてほしいわ!どいつもこいつも大きくなって!」
ゼイユがげんなりしたように言う。でかくなったともっこが面倒なのは同意だ。
「コルサ!アイツ倒すわよ!」
「はーい」
「…ねえコルサ、あいつ敵とはいえ綺麗な顔してない?
なんかあたしに似てない?」
「そ…に、似てるんじゃないですかね」
即落ち2コマ漫画か!とツッコミを入れそうになったがそこは耐えた。
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