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倒した後他の2頭同様にお面を落として逃げていった。
最期の面を取りオーガポンに渡した。
「はい、これで全部だね」
「ぽに!」
喜んでるオーガポンを見て苦労したけど頑張ってよかったなと思う。
あれ?何か忘れてる気がするな、なんだっけ…
「ねーちゃん!コルサ!」
「スグ!どうしたの?ディルは?」
「ディルは…調べものしてるみたい。」
そうだ、忘れてたのは委員長だ。調べものってレポートでもしてんのか。真面目だな。
「えっとな…お願いがあって…鬼さま連れて村まで来てほしいんだ」
「オーガポンを?でも村には…。」
「大丈夫。おれを信じて。…きっと大丈夫だから」
「…わかった。」
スグリ君の顔つきで本気だと察した。まあ彼は冗談とかいうタイプではないだろうけど
「そ、それだけ!」
言った後すぐにその場をあとにしてしまった。
「あんたすぐ返事しちゃってたけど大丈夫なの?村の奴らオーガポンの事悪者だと思ってるでしょ。」
「スグリ君は冗談でそんな事言う子じゃないのはゼイユさんが一番わかってるのでは?」
「そうだけど…まあなんんかいい目してたし信じてみましょうか。
ヤバくなったらあたしの美貌でなんとかするわ。」
「…。」
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