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ースイリョクタウン前ー
「が、がお…。」
村前で怯えるオーガポン。しかしスグリ君を信じるしかない。
「やっぱそうなるわよね。スグ、あんた何しようとしてるの?」
「鬼さま、怖いかもだけどおれ頑張ったから…だから、信じて着いてきてくれる?」
トラウマは簡単に克服できないのはわかってる。私はいまだに水が恐い。
「オーガポン、行こう。私も水克服できるように頑張る事約束するから。」
「…ぽに。」
「あんた関係ある?」
「あります。」
村に入ると予想通りと言うべきかざわつき出した。
「あれがオーガポン…。」
「本当にいたのね!?」
「が…がお…。」
怯えたオーガポンがコルサにべったりくっついた。
「大丈夫よ。いざとなったらゼイユさんが自慢の美貌でどうにかしてくれるから。スグリ君を信じよう。」
「なんか外騒がしいと思ってきたら…なんでオーガポン居るんだよ!?お前無理やり連れてきたのか!?」
「違うわ!誤解!」
委員長は誤解してるし、オーガポンは離れないしいよいよ収拾がつかなくなってきた。
そこへ…
「鬼が山の鬼…。」
管理人がやってきた。スグリの事は信じてるが、もしもの場合この人にゼイユさんの美貌が通じるだろうかが問題だ。
すぐさま対応できるように色々考えつつ状況を見守る
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