53人が本棚に入れています
本棚に追加
委員長は放っておいて…これが私が望んだ結末だ。何か忘れてるけどとにかく今は大団円で終わったことを喜ぼう。
「最後にあたし等でオーガポンを家まで送って行こうよ」
ゼイユの提案に賛成した。
別れは少々寂しい気もするがオーガポンは此処にいるのが一番だと思う。つらい場所だろうけど思い出のある場所だろうし
ー鬼が山ー
「よし、着いたわ!」
「オーガポン、元気でね。いつになるかはわからないけどまた会いに行くからさ」
今度はネモ達も連れてこようかな。と思っていると…
「…ぽ?」
入り口前で止まり何故か洞窟に入ろうとしないオーガポン。おまけに何言ってるんだコイツみたいなリアクションまで取られた。
この展開は非常にヤバい。
「ぽにー」
コルサの方へ駆け寄ってきた。これアカンやつでは。
「もしかして、コルサと一緒に行きたいんじゃないの?」
「ぽに!ぽにお!」
やべぇ、眩暈してきた。委員長は何も言わずにこちらを見ている。無言やめて。
気持ちは本当に嬉しい。嬉しいんだ。でも…
「ちょっと待って。」
スグリ君が口を開いた。
最初のコメントを投稿しよう!