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「やあコルサ君、ディル君とゼイユ君もいるのか。手間が省けて助かるよ。
たった今全チームオリエンテーリングが終了してね、今日の1時に管理人さんから話があるから公民館に集合してほしい。じゃあ宜しく。」
「そういやゼイユ何か言いかけてたよな?」
「な、なんでもない。あたしも戻るわ!」
ゼイユが去った後…
「さ、さて私もレポートちゃんを…「待てやコラ。」
委員長と2人きりは嫌な予感がしたので逃げ出そうとしたら目の前に立たれた。
「な、何かな委員長。私戻ってレポート書かなきゃいけないんですけど…。」
「忘れたとは言わせねえよ。まあお前はあの時はぐらかして俺が忘れるとでも思ってたんだろうが…甘いわ。」
「…。」
これもうお手上げというやつでは?開き直ってキレたほうがいいのか?
「わかりましたよ、ちゃんと話すよ…少し長くなるけど」
「かまわねぇよ。」
正直どこまで話していいか悩んだ。シンオウの事は言わず、その後の事をほぼ全て話したが、白の英雄の事は勿論話してない。あれは私が墓場まで持っていくからだけど。そうしないと納得しないと思ったからだ。
あの言い方からして大分詳しく聞いてそうだったし。
まあこれをバラされて退学になっても仕方なしと思っていたが…
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