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「委員長、なんか暗いけど大丈夫?お葬式みたいな空気ですけど」
話を聞き終わった委員長は何故か頭を抱え深くため息を付いた。
「…いや、まず初心者のふりとかいう意味の分からねー事から始まって色々ツッコミ所満載過ぎて何処から突っ込めばいいかわからないし、ここ笑いどころとか言ってるけど1ミリも笑えねぇし…漫画みたいな人生送ってるな。(コイツライバル視してたの馬鹿らしくなってきたな)」
「え?サードのしつこさとか面白くない?いや、私もあんまり思い出したくない事だけどさ、暗くなっても何も変わらないし、こうやって隠してる事に後ろめたさはあるよ。まあ当時はめちゃくちゃ落ち込んだりしたけど友達とか周りに恵まれてね。これで満足ですかね。」
「あぁ。」
「この事他の人に言って私を退学させるのも自由。委員長の好きにしてどうぞ」
「…何言ってんだお前。俺そんな事するつもりねーけど。」
「…は?私の事嫌いだから秘密引き出して流出して退学させようとしてると思ってたんだけど!」
「んな事するか!俺そんな性格悪くないわ!…一言言いたかった事あるんだ。俺が元ブルーベリー学園の所属なのは知ってるよな?」
「あぁ、うん。委員長の友達君に聞いた」
「ブルーベリー学園ってさ海の中にあって授業に集中させる為に外の情報ほぼ遮断されんだよ。ほとんどの奴はプラズマ団の存在も知らないんだ。」
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