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「暇になったな…ていうかなんで誰も教えてくれないんだ。ん?委員長からだ。何々…校門前に集合ですと?」
校門へ行くと何とも言えない顔の委員長が居た
「…なんで制服着てんだ。」
「学校行きました。誰も教えてくれなかったので」
「お前爆睡してたしな。あとスマホロトムにメッセージ送ったぞ俺」
「噓ぉ!?…あ、ホントだ。そういや委員長、委員長が私部屋まで送ってくれたの?」
「俺が女子寮入れるわけないだろ。リゼさんだよ。たまたま通りかかってくれてな。今度お礼言っておけよ」
「ふーん…。」
前から思ってたけどリゼさんタイミング良いところに居るよね。なんか監視されてる感が…いや考えすぎか。なんか声聞こえた気もするけど気のせいだよね。幻聴よね。ははは。
「そうだ、朝飯行こうぜ。話したい事もあるし。の前に着替えてこい」
「はい。」
「委員長、話って何?」
近くのサンドウィッチ屋で注文し目の前の山のようなサンドウィッチを食べながらコルサが問う。
ディルは引いている。
「オーガポンの事だけどよA組の皆で共有したらどうだ?
お前も本格的に宝探し始めんだろ。俺たちだけじゃ面倒見きれない事もあるだろうしな。あいつ等なら心配ない。全員信用の置ける連中だし口も堅い。あとジニア先生達にもな。それともう一つ、新聞対策もな」
「なーるほど…新聞部って?」
「今度話す。」
確かに自分の仕事量+オーガポンの面倒見は不可能だ。
此処は委員長を信じたほうがいいだろう。それより新聞部とは?
「うん、宜しくお願いします。」
「ネモも居る日の方がよさそうだな。後で調整するからコルサも残ってくれよ。」
「りょうかーい。」
END
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