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貴方の部屋を後にして駐車場までの道のりを白い息を吐きながら、トボトボ歩く深夜1時。
自分の滑稽さと惨めさに笑ってしまう。
見上げれば満天の星空。
「…流れ星、見えないかな…」
呟いた言葉は白い吐息に変わる。
願い事は貴方。
貴方との未来じゃない。
貴方からの「サヨナラ」が欲しいの。
私が貴方の中にほんの少しでも存在したって思いたいの。
fin
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