何で

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―――道場では政宗君と小十郎が稽古をしていた 刹「お二人さん、アタシ達にも稽古付けてくれないかな」 政「Ah、まずはどれ位腕があるか見せてみろ。成実、相手してやれ」 成「えぇ、オレ女の子相手はちょっと…」 ―――とか云いながらちゃっかり構えてますよ、成君 成「ナレーションうっさい」 刹「氷雨、アタシからいってもイイよね?」 ―――返事を待たずにこっちも戦闘体勢なせっちゃんだった 刹「ナレーション殺されたいの?」 ―――ハイ、似た者同士ですね 政「殺す宣言出してるアイツのが怖ぇよな」 氷「まぁ刹那ちゃんは口がちょっと悪いだけでホントは優しいイイ子なんですよ」 刹「氷雨、変なコト云わないで(照)」 成「あ、照れてる。かわいいねぇ…」 ―――成君がそう云うやいなや…… 刹「照れてなんかいないっ!!」 ―――間髪入れずエモノを光らせ殴り掛かってきた 成「うわっ、不意打ちは卑怯だよ」 政「成、戦場で同じコト云ったらシバくぞ」 ―――政宗君にならシバかれてもいいかもとちょっと思った作者でした 政「変態」 ―――自他共に認める変態に変態と云っても効果はありませんよ、政宗君。なんやかんや云ってる間に勝負の方がイイ感じになってきてますね ドカッ………、バキッ………、メキョッ……… 刹「ん?メキョッ?」 ―――なんと刹那の武器が折れてしまった 刹「あぁあ、またやっちゃったよ。オッサンに怒られる」 氷「オヤジさんの泣く顔が目に浮かぶわ。やはり刹那ちゃんは軽量化させるより強度上げた方がいいんじゃない?」 刹「これ以上筋肉つけたくない」 明「そう云う程筋肉ついてないじゃん」 刹「えぇ…ってアンタまた来たの?」 明「君の武器を直す人連れて来てやったんだよ」
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