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―――此処は奥州
政「Ah、退屈だなぁ、小十郎」
小「仕事して下さい」
政「…退屈だなぁ」
小「仕事が溜まってます。片付けて下さい」
政「……ひまだぁ」
小「………政宗様(怒)」
政「(ビクッ)」
―――小十郎の怒りが頂点に達したその時
刹「うわぁぁぁ…、どいてどいてぇぇぇっ」
明「うひょぉぉぉぉ……」
氷「危ないですよぉ」
―――ドーーーン!!
政「What's?一体何事だ!?」
小「くせ者かっ!?」
―――刀を構える二人
明「ギャアァァァァァッ、そんな物騒なモンしまってしまってぇぇぇ」
政「明楽じゃねぇか、どうしたんだよ急に来たりして」
明「やぁ政宗様、コンチハ。今日は友達が暇してたから連れてきたの。忙しかった?」
政「暇してた(どーーーん)!!」
小「………(ピクッ)」
明「(こじゅさんの顔はそう云ってないけど)こじゅさんコンチハ」
小「おぉ、よく来たな。今茶を用意するから寛いでな」
明「有難う。でもわしはすぐ帰るからわしの分はいらないよ」
刹「ちょっ、アタシ等を置いて帰る気?」
明「元々君達だけを送る気だったのに君がわしの服を掴んだまま落ちるから。ちゃんと帰る時迎えに来るよ。来れれば」
刹「ちゃんと来いよ」
明「……(ニヤリ)」
―――先程降りて(落ちて)来た穴からロープが下りてきた
刹「帰りはそれで帰るの?」
明「降りてくる時もコレの筈だったのに、誰かさんが……。ま、帰るときは君達も楽チンだから。じゃ、そういうコトでわしは帰る」
政「Hey、もっとゆっくりしていけばいいじゃねぇか」
明「していきたいけど、バイトの時間だから。じゃあね」
―――するするとロープが上がって作者退場
氷「ホントに帰っちゃいましたねぇ」
刹「おいてくなっ!!」
氷「諦めなさい、刹那ちゃん」
刹「あとで覚えてなさいよ、あのバカ」
―――さて、これからどうなるコトやら……
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