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政「で、おまえ等は一体何者なんだ?」
刹「人に尋ねるときは先に己が名乗れと教わらなかったの?まぁいいや、アタシは森川刹那、こっちは…氷「天城氷雨です」…宜しく」
政「伊達政宗だ」
小「片倉小十郎だ」
刹「此処ってホントに戦国時代なワケ?」
―――突然携帯が鳴りだした
刹『(ビクッ)……っもしもし?って何で電話通じるのよっ!?おかしいでしょ?』
明『わしの都合』
刹『アンタの都合なんか知らんわぁーっ!つーか何で……』
明『わしの趣味』
刹『もういいよ…。でもよりにもよってこんな危ない時代に…』
明『退屈だっていうから退屈を凌げそうなトコに連れてきたのに』
刹『退屈凌ぐ前に死ぬわっ、こんな危ないトコ』
明『だいじょぶだって(ニヤリ)』
刹『その顔が怪しいんだって』
明『電話越しに顔が見えるなんて君エスパー?あんま可愛くないコト云ってると時雨君に……』
刹『云ったら殺すよ?』
―――突然、空が光ったと思ったら無数の刃物が落ちてきた
全「―――っ!?」
刹「って何しやがる、危ないだろうがっ!!」
―――突如、巨大スクリーンが降ってきた
明「だって可愛くないコト云うんだもん」
刹「殺す気かっ!?」
明「だって殺すとか物騒なコト……」
―――降ってきた刃物を手にしスクリーンに近づき………
刹「マジで殺す……」
―――刹那はスクリーンを真っ二つにした
明「何てコトするだーーーっ!」
政「おい、止めなくてイイのか?」
氷「ああなってしまってはもう止められませんね」
刹「その首……、たたっ切っちゃる。出てきやがれっ」
明「その喧嘩、買ったぁぁぁ!!」
―――こっちでドンパチしてる間にあっちでは
氷「―――という訳で私と刹那ちゃんはこっちの世界に来たというワケです」
―――小説って便利っ(オイコラ、作者)!!
氷「で、こちらにいる間……」
政「OK、ウチに来ればいい。イイだろ、小十郎」
小「御意」
氷「さて、いい加減止めた方がいいかな…」
―――振り返ってみると既に決着がついていた
明「中々イイ勝負だったよ、また腕を上げたんじゃないの」
刹「ダテに鍛えてるワケじゃないからね」
―――何かよく判らん友情が芽生えてた
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