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しかし彼女は、新政府方にいた桂小五郎により一命を取りとめた。
理由は…彼女の家柄にあった。
彼女は、多くの犠牲を出す計画を知り、間違いを正さない兄に刃を向けるべく新撰組に入ったのだ。
そう…彼女は、吉田稔麿の妹。そして、高杉晋作の婚約者だった。
だから、桂は助けたのだ。
友達の願い通りに…
その後、気が付いた彼女は土方の戦死を知り、身籠った体で行方をくらました。
その行方を知るものは居なかった
【裏話】
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