陸軍基地

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トランクの 中には銃が 沢山あった。 「どれが 好い? グロックだけじゃぁ 心許ないでしょ?」 「あぁ ありがたい。でも こんなに、どこから 持って来た?」 「全部 わたしの 私物だよ 」 俺は トランクの中から 一丁のアサルトライフルを 選んだ。 「いい選択ね。」 ナンシーが微笑みかけた。 「どうして?」 「その 銃はSCAR 最新式よ。アサルトライフルに 馴れてない人 向きよ。 ちょっと 待って。」そう言うと トランクの中の アタシュケースから 何か出して、銃に取り付けた。 「なんだい?これ?」ナンシーは、銃の銃身の近くに 筒状の物を着けた。 「あなた本当に、警察官? レイザーポインターも 知らないの!?」 恥ずかしながら、俺は銃に 全く興味が無かった。 一応 警察学校でいろいろな 銃の取扱いは 習っていたが。 なかなか 興味が 無い物は 頭の中に 入ってこない。 「良い? ここを 握るの そうすると・・・・・」 ナンシーが 銃のグリップを 握ると。銃口の 向いている 方に、赤い光点がある。 「あの 光点に 着弾するのよ。 コレなら、ヤツらの 頭を狙いやすいでしょ?」 確かに、これは良い! 俺は この銃を気に入った。
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