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「ナンシー。君は?」
「私は、この子よ!」
トランクの中から、ひときわ、大きなライフルを取り出した。
「なんだ? その大きなライフルは?」
「この子は、M82A1、対物ライフルよ。」
「対物ライフル??」
「そう。12、7㎜の弾丸が、打てるの。 これなら、奴らも一発で粉々でしょ。」
まぁ確かに、この銃なら奴らも、簡単に殺せるだろぅ。
「ジョンこれ!」
ナンシーから、ベストを手渡された。 そのベストには、いくつものポケットが有り、ポケット全てに、マガジンが入っていた。
俺は、今まで着ていたブルゾンを脱ぎ、Yシャツの上に、ベストを着た。
一方ナンシーは、今まで着ていた、タイトスカートのスーツから、器用にOD色のカーゴパンツに履き替え、俺と同じような、ベストをYシャツの上に着ていた。
「さぁー 行きましょう。」
ナンシーは、そう言うと、すたすたと俺の前を歩き始めた。
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