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無線機に語り掛ける事、30分・・・・
未だに、反応無し
「くっそ!!」
俺は、たまらずヘッドセットを、床にたたきつけた!
「♀#“£◎※」
床にたたきつけた、ヘッドセットから 何やら喋り声が聞こえてきた。慌ててヘッドセットを拾い、話し掛けた。
「こちらダニー陸軍基地!きこえるか!!」
「ザー… こち‥りく‥… こちらサーベルタイガー‥…ダニー基地きこえるか?」
「あぁ聞こえる。俺は、ジョン・マークレー。市警察の者だ!ここに助けを求めてきた。」
「ザー…あなた一人ですか?」
「いや違う。パートナーと一緒だ!」
「ザー…了解。だだちに、救助に向かう。それまでは、基地から出ないでください!」
「了解」
そう言うと無線がきれた。
ナンシーが、不安げに語り掛けてきた。
「何だって?」
「大丈夫。救助に来てくれるって」
「良かった~」
よほど、安心したのかナンシーは、ペタリと床に腰を落とした。
俺は、ふと基地の外部を写し出すモニターに目をやった。
基地のフェンスには、おびただしい数の奴らが、基地内に入って来ようとしている。
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