仲間

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俺が、入り口に着くと2体が今正に建物に侵入しようと、していた。 すかさず、銃を構えてグリップを握ると、赤い光点が1体の頭に写し出された。 すかさずトリガーを引いた。 『ダァン』 乾いた音が、室内に響いて光点の先の頭は、脳髄を後方に撒き散らした。すかさず、2体目… 2体は、ビクビク、全身を震わせ、直ぐに動かなくなった。 急いで入り口のドアを閉め、ナンシーのいる三階の窓に向かった。 三階に着くとナンシーは、窓際に室内に有った机を並べ、腹這いで、対物ライフルを構えていた。 「あれを見て!多分スコット達よ」 ナンシーは、ライフルのスコープを覗きながら呟いた。 俺も、自分のウエストポーチから、双眼鏡を取り出して、見ると。 一台のSUVが、こちらに猛スピードで、走って来る。 「ナンシー 援護出来ないか?」 「任せて」 ナンシーが、微笑んで応えた。 「ドゴン 」 まるで、大砲でも撃った音がして、SUVの前方に居た3体の上半身が、バラバラに吹っ飛んだ。
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