248人が本棚に入れています
本棚に追加
「おはよー」
「あっ、留衣おはよ」
優達と挨拶をして
カバンを置くため一旦席に着く。
すると隣に座っていた安田君が私に声をかけた。
「留衣ちゃんおはよ。昨日は急に電話してごめんなぁ」
申し訳なさそうにそう言った。
「ううん。大丈夫だよ」
「ありがと~。てか留衣ちゃんちっこいな。僕よりちっちゃい子久しぶりに見たわぁ(笑)」
そう言って安田君は私の頭に触れようとした。
「…っ…」
「…留衣ちゃん‥?」
「あっ‥ごめん私行くね」
まただ‥。
やっぱりまだちゃんと忘れられてないのかな。
安田君の手を無意識のうちによけてしまっていた。
隆ちゃんなら安心出来るのに……。
最初のコメントを投稿しよう!