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それからしばらくして始まった始めての授業。
1番最初の授業が数学なんて嫌だなぁ‥。
全く分かんないや。
そう言ってふいに隣を見ると
机に突っ伏して寝ている背の高い男の人。
「あれ‥?この人廊下側の1番前にいなかったけ‥?」
それに寝てるし‥
大丈夫かな。
そう思いその人の肩を揺すった。
「‥ん‥?」
眠たそうに目を擦ってこっちを見た。
「あの‥授業中だけど…」
「あぁ…寝てたわ」
「…てか席違くない?」
「‥せやね(笑)寝たいから替えてもらってん、あそこにいるやつと」
そう言って指を指した先ににいたのは
「‥?ごめん、わかんないや」
「あいつは安田。俺は大倉、よろしく」
「うん。よろしくね」
安田君と言われる男の子は
第一印象は小さくて可愛らしいって言う印象が多かった。
大倉君はおっとりしていて
ふわふわしてる印象が強かった。
これが後に大嫌いな男になる
安田章大と大倉忠義との出会い。
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