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しばらくして
手術室のランプが
消え扉が開く。
全員一斉に
医者に駆け寄る。
「一命を取り止めたが…
精神がボロボロだ。
どうしてあんなにも幼い子をこうなるまでほっといったんだ!!!!!!」
医者は絞り出すような
声から両親達に
向かって怒鳴った。
「すいませんでした。」
父親がとても小さな
声で絞り出すように
言った。
医者はその姿を見た後
着いてきて下さいと
1つの病室の前で
止まった。
「あの子の…白兎君の今の姿を見るのには覚悟してください。」
そう医者は言うと
ガラッッ
っと病室の扉を
開けた。
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