―第2章―

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理事長室から出ると 僕はさっき此処に 来る途中にあった 噴水の方に向かう。 なんだか急に そこに行きたくなったから。 歩きながら僕は さっきの事を考えていた。 よくあんなに 喋れたなぁ~。 父様達の前で優等生に なるのも疲れた…。 本当は、誰かに 甘えたい。 だけど僕にそんな権利は ないから…。 僕は居ちゃいけない 子なんだもん…。        +"
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