―第2章―

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さっきの噴水の前に 着き近くにあった 椅子に座り 目を閉じた。 目を閉じると 広がるのは永遠に 続く深い深い闇。 どんなに足掻いても 逃げ出せない 暗くて深い闇。 それが僕には 心地よく思えた。 暫くそうしてると 誰かの気配がして 声をかけられた。 「君は誰ですか?見たことのない方ですね。」 そう言った彼の声は さっきまで見ていた 闇に光を差してくれた。        +"
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