205人が本棚に入れています
本棚に追加
/27ページ
さっきの噴水の前に
着き近くにあった
椅子に座り
目を閉じた。
目を閉じると
広がるのは永遠に
続く深い深い闇。
どんなに足掻いても
逃げ出せない
暗くて深い闇。
それが僕には
心地よく思えた。
暫くそうしてると
誰かの気配がして
声をかけられた。
「君は誰ですか?見たことのない方ですね。」
そう言った彼の声は
さっきまで見ていた
闇に光を差してくれた。
+"
最初のコメントを投稿しよう!