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そう言うと
彼は目を細め微笑んだ。
「そうでしたか。私は此処の生徒会副会長をやらせて頂いてる、鳳凰寺黒兎と言います。」
『黒、兎?僕と反対。』
「そうですね。私と貴方は似ていますね。貴方や貴方のその髪や目とても綺麗で、私は好きです。」
彼は……黒兎は、
僕が言いたい事を
理解してくれた。
それにこんな
醜い姿の僕を綺麗だと
言ってくれた。
気づいたら僕の頬に
一筋の涙が流れた。
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