―第2章―

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そう言うと 彼は目を細め微笑んだ。 「そうでしたか。私は此処の生徒会副会長をやらせて頂いてる、鳳凰寺黒兎と言います。」 『黒、兎?僕と反対。』 「そうですね。私と貴方は似ていますね。貴方や貴方のその髪や目とても綺麗で、私は好きです。」 彼は……黒兎は、 僕が言いたい事を 理解してくれた。 それにこんな 醜い姿の僕を綺麗だと 言ってくれた。 気づいたら僕の頬に 一筋の涙が流れた。        +"
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