205人が本棚に入れています
本棚に追加
/27ページ
白兎が幼い頃、
今の両親の様子からは
考えれないほど
両親は荒れていた。
毎日、遊びほうけ
家事も仕事もせず
浮気など日常茶飯事。
幸い白兎の家は
代々続く財閥だった。
それと白兎の
外見も気に入らなかったのか
家族は白兎に
対し何だか
よそよそしかった。
白兎の外見は
日本人の両親から
生まれてきたと
思えない
灰色と銀色が混じり
あった髪。
炎のように
真っ赤な瞳。
家族にどんなに
よそよそしくされても
白兎はいつも
笑顔だった。
+"
最初のコメントを投稿しよう!