―第1章―

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兄達はそれを聞き 家政婦が来るとはいえ 白兎の世話を するのが嫌で 直ぐ様友達の家に 泊まりに行った。 兄達が友達の家に 泊まりに行って 2日たった夕方、 携帯に母親から 珍しく電話が会った。 何かと思い電話に 出たらとても 焦った声で 「どうしよう!!お母さん間違えて家政婦さんが来る日間違えちゃった…。 あっど、どうしよう!! 早く家に帰って!! 白兎が…… お母さんたちもすぐ帰るから!!」 そう言うと母からの 電話は切れ 兄達は唖然とした。 そしてようやく事の 重大さに気付き 家の方向へ走った。 走ってる時に 兄達の脳を 横切ったのは白兎の 笑顔だった。 何だかんだ言っても 両親、兄達は 白兎の事が大切だった。 それを今頃気づかされた。 走っていくうちに 自分達がどんだけ 焦っているのかに 気づいた。        +"
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