gossip

6/25
前へ
/200ページ
次へ
「なんか今日色っぽい」 珍しく修が照れながら顔を背けた。 そんな修の手を桜は握った。 「止まれなくなるから」 修はそう笑いながら桜の手をほどいた。 「なんで止めるの? もう好きじゃないの?」 さくらは俯きながら聞いた。 今にも涙がこぼれ落ちそうだった。 その瞬間修が桜の顎を上に向けキスをした。 いつもと違った大人のキス。 桜は目を閉じて身を委ねた。 徐々に修の息が荒くなってきた。
/200ページ

最初のコメントを投稿しよう!

47人が本棚に入れています
本棚に追加