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香織は明日話そう。
そう言って電話をきった。
桜はよく分からないが二つ返事をして眠りについた。
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いつものように目覚ましが煩く鳴り続ける。
桜は時計を止める。
少しあちこちが痛い体を鞭打ち起き上った。
携帯が光っていた。
修からのメール。
桜は恐る恐る開いた。
昨日の二人で撮った写真が添付されていた。
桜はほっと一息ついた。
いつも通りの朝だった。
なにも変わらない。
そう言い聞かせながら桜は学校へ行った。
学校に行く途中美樹が一人で登校していた。
いつもはあいさつはしないものの微笑みながら通り過ぎるはずの美樹が桜をすごい血相で睨んでいた。
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