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香織は桜を見つけると同時に桜に抱きついた。
香織の瞳は赤く腫れぼったく
泣きはらしたようだった。
「ごめんね。
不安にさせて。焦らせて。
ごめんね」
震えた声で香織は謝った。
桜はそんな香織の言葉に納得させられた。
゙不安になって
焦って
愛を確かめたかっただけだったんだ…。゙
桜はふと教室の隅にいた修と目があった。
修は口パクで
「おはよ」
と言いながら片手を上げて挨拶をした。
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