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「俺と桜は幼馴染だったから頼まれたんだ。
修に。」
その名前に桜の胸がズキっと痛んだ。
「桜と話したいって頼まれて、最初は断ったんだ。
でも修にきっかけだけでも作ってって言われて。
理由聞いたら
修の一目ぼれだとさ。
あいつ、すんごい必死だったから俺お前が放課後勉強すること教えたんだ。
ごめん」
桜はだまって聞いていた。
「少しでも桜に変なことしたらぶっ殺すつもりだった。
でも、あいつ毎日放課後になるのキラキラした目で待ちわびてて。
純粋に好きなんだなって思えたんだ。
ごめん」
光輝は申し訳なさそうに謝った。
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