fake smile

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  「あ…ごめん」 桜は我に返り謝った。 そんな桜を光輝は優しく抱き締めた。 「俺じゃ駄目か?」 耳元で光輝が桜に問う。 「え? 光輝?」 桜は訳が分からないようだ。 「本当は修に紹介したくなかった。 否 するべきじゃなかったのかもしれない。 こんな辛い想いさせてごめんな?」 光輝はそう言うと桜から離れた。 「話逸らさないで」 そんな光輝の腕を桜が掴んだ。
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