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「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!
え?ええええぇぇぇ?!」
電話越しに叫んでいるのは親友の香織。
「ついに光輝告白したんだ!!」
まだ興奮気味に香織が嬉しそうに話す。
「ついにって…
知ってたの?!」
香織の発言にひっかかり聞きなおすと
「みんな知ってるよ。
でもあの不良男とあんたは気付かなかったみたいね。」
当然のように言った香織。
ちなみに不良男とは修のことだ。
香織は修のことを何故か名前で呼ばない。
「で?で?
どうするの?」
鼻息が聞こえそうなほど興奮状態の香織が急かすように問う。
「まだ考え中。」
桜はぬいぐるみを抱きしめながら答えた。
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