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光輝の顔が見えない。 そして光輝は振り向かず けれどゆっくりと桜の歩幅に合わせて歩いている。 いつもと変わらず。 変わったのは そこに修がいないだけ。 桜と光輝の関係が変わっただけだった。 桜は自分の手を見つめた。 まだ温もりがある手。 なぜ手を握る事を躊躇ってしまったのだろう。 手に問いかけるが その手は何も語ってはくれない。
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