13/26

47人が本棚に入れています
本棚に追加
/200ページ
  「なにが?」 遠慮がちに桜が聞くと わずかな無言が出来た。 「嘘ついてまで 俺と話したくない。 俺が ……。 怖いー… だろ? もういいよ。 ごめんな。 もう全て忘れて。」 一回も桜と目を合わせず修は教室を出た。 何の音もしない。 誰もいない。
/200ページ

最初のコメントを投稿しよう!

47人が本棚に入れています
本棚に追加