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  まだ修が戻って来ない事を願ってドアを見た。 ー… いつからいたのだろう。 じっとこちらを見ている修がいた。 顔は逆光で読み取れない。 だがダボダボのズボン。 光に当たってより一層明るくなった髪。 間違いなく修だった。 何か喋らないと場がもたない。 桜は必死に話題を探した。 そんな中修はゆっくりと桜に歩みよる。 修の鞄の方向ではない事は桜にも分かっていた。
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