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「わ…私は
し…修さんが好きです。
つ…つ……使い捨てでも
遊ばれても
側にいられるのなら
幸せで…す。」
桜の本音が修の心を高鳴らせた。
照れ隠しに口を手で覆う。
頬の筋肉が緩みそうだった。
「あんたの幸せなんて聞いてないの。」
明らかに喧嘩ごしの口調。
修は我慢していられなくて飛び出した。
「桜!
あ…れ?
美樹。」
修はすっとんきょうな声が出た。
修の元カノ
美樹の顔が強張った。
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