like

6/30

47人が本棚に入れています
本棚に追加
/200ページ
  「わ…私は し…修さんが好きです。 つ…つ……使い捨てでも 遊ばれても 側にいられるのなら 幸せで…す。」 桜の本音が修の心を高鳴らせた。 照れ隠しに口を手で覆う。 頬の筋肉が緩みそうだった。 「あんたの幸せなんて聞いてないの。」 明らかに喧嘩ごしの口調。 修は我慢していられなくて飛び出した。 「桜! あ…れ? 美樹。」 修はすっとんきょうな声が出た。 修の元カノ 美樹の顔が強張った。
/200ページ

最初のコメントを投稿しよう!

47人が本棚に入れています
本棚に追加