like

7/30

47人が本棚に入れています
本棚に追加
/200ページ
  「急に呼び出されたの! 使い捨てなんだって私の事 言い始めて あたし…」 そう言いながら美樹は声を震わせた。 桜は目を見開くと共に 背筋に寒気を感じた。 「使い捨てな訳ないじゃんか」 修はそう言いながら美樹を優しくなだめた。 桜は言葉が出ずひたすら首を横に振った。 だがそんな桜を修は見てなかった。 見てたのは泣き真似をしていた美樹だけ。 そんな美樹と目が合った。 鋭い目つきで威圧される。      言 う な。 そう美樹の瞳が喋りかけている気がした。
/200ページ

最初のコメントを投稿しよう!

47人が本棚に入れています
本棚に追加