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そんなあからさまに落ち込んだ美樹を修はなだめた。
修は急に寒気を覚えた。
そして自分が必死に走って汗だくだった事に気付いた。
「すんごい汗びっしょり。
大丈夫?」
美樹が心配そうに修を見る。
「桜がなかなか学校に来なくて心配してさ」
修は照れ笑いをしながら話した。
その言葉を聞いた瞬間
修の横で美樹が冷たい表情に変わった。
修の冷えた汗が一滴床に落ちた。
ポチャン。
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