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見知らぬ人ばかりがいる教室に桜は勇気を振り絞り足を踏み入れた。
とてつもない違和感が拭えない。
今日から桜は2年7組の生徒の一員になった。
数日はぎこちないクラスも馴染み始め
授業は段々騒がしくなり始めた。
日々新鮮な気持ちに
テンションが上がっていた。
ふと視線を教室の出入り口に向けると
そこにいる数人の男子が桜に近付いた。
反射的に桜は後ずさりをした。
桜は1人の男子に目が止まった。
シュウ
「修…。」
無意識に名を呼んでいた。
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