like

13/30

47人が本棚に入れています
本棚に追加
/200ページ
  「ちょっと待ってて」 光輝はそう言いながらどこかに行ってしまった。 静かになり考えなくて良いことを考えてしまう。 1人になると同時に自己嫌悪に陥った。 携帯を開くが 修からのメールはない。 着信もない。 ゙呆れてしまったのではないか。 もう嫌いになったのではないか。゙ そんな不安が桜を取り巻いた。 桜は目を瞑って深く息を吸った。 息を吐くと溜め息になるのではないかと不安になりながらも 桜は深く息を吐いた。 「また溜め息かよ」 桜はゆっくり振り向くと光輝が笑いながら立っていた。
/200ページ

最初のコメントを投稿しよう!

47人が本棚に入れています
本棚に追加