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「ちょっと待ってて」
光輝はそう言いながらどこかに行ってしまった。
静かになり考えなくて良いことを考えてしまう。
1人になると同時に自己嫌悪に陥った。
携帯を開くが
修からのメールはない。
着信もない。
゙呆れてしまったのではないか。
もう嫌いになったのではないか。゙
そんな不安が桜を取り巻いた。
桜は目を瞑って深く息を吸った。
息を吐くと溜め息になるのではないかと不安になりながらも
桜は深く息を吐いた。
「また溜め息かよ」
桜はゆっくり振り向くと光輝が笑いながら立っていた。
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