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だがそんな穏やかな時間は
すぐに音をたてて崩れた。
「あ…。
ごめん美樹。
寝てたわ」
そう眠そうに修は目をこすった。
桜は固まった。
゙つい間違えるなんて良くある゙
そう言い聞かせながら桜は微笑んだ。
修は間違えた事には気付いていなかった。
修はしばらく重たい瞼を頑張って開けていた事に気付いた桜は
「寝て大丈夫だよ?
走って探してくれて疲れちゃったんでしょ」
そう気を使った。
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