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「もしもし?」
何コールかした後に光輝の眠そうな声が聞こえた。
「光輝…。嫌だよ。」
桜の弱々しい声に目が冷めたのか
「え?何?え?
い…今から桜ん家行くわ」
そう言い残し光輝は電話を切った。
数分後桜のインターホンが鳴った。
桜が出ると息を切らした光輝がいた。
元々近所に住んでいる光輝。
恐らく全力疾走してきたのだろう。
「ど…どうしたの?」
息を切らしながら問う光輝。
「修が…寝ぼけて
私の事美樹って…。」
桜の言葉を聞くと光輝がドサリと床に座った。
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