最後の恋

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｢く…くだらない｣
光輝は呟き落胆した。

｢桜だって寝ぼけて
俺の事ﾞお母さんﾞッて言ってるだろ？｣

桜はそんな記憶がなく首を傾げた。

｢自信持てよ。｣
光輝はそう言い残すと立ち上がり
欠伸をしながら家に帰ろうときびすを返した。

しかし再び振り向き

まだ不安そうに俯いていた桜の頭に手を乗せ
｢大丈夫だから｣
そう励ました。

桜はゆっくり頷き光輝に礼を言った後
学校の支度を始めた。