love

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  不思議と嫌な授業が永遠と続いて欲しかった。 だが桜の希望とは裏腹にあっという間に授業は終わってしまった。 もう帰りのホームルームが始まっている。 桜は目を瞑り 机に突っ伏した。 考える事も疲れた。 悩む事も 苦しむ事も 恋をする事も 疲れた。 全て もう止めよう。 桜は静かに涙を流した。 それは喜びの涙なのか 悲しみの涙なのか 桜には理解出来なかった。
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