love

10/24
前へ
/200ページ
次へ
    ―――――― 嫌に静かになった。 背中は暖かい。 たった数分突っ伏しただけなのに 首が痛い。 桜は顔を上げると 誰も居なかった。 「やっと起きた?」 背後から聞こえた声。 愛しい声。 「寝てた?」 よだれが出てないか口を手の平で確認しながら問う桜。 大丈夫みたいだ。 頭がボーっとする。 すると唇に柔らかく暖かい感触がした。 目の前には修がいた。 これは夢ー…? 桜は目を閉じた。
/200ページ

最初のコメントを投稿しよう!

47人が本棚に入れています
本棚に追加