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再び優しく修がキスをした。
「見て?」
穏やかな口調で修は桜の頬を触る。
桜が修を見ると
修は紙を桜の目の前に差し出した。
「近すぎて見えない」
桜が困ったように笑うと
修は笑いながら紙を遠ざけた。
赤丸だらけの紙。
右上には100と書いてある。
「う…嘘!
100点?」
桜は驚きながら椅子から立ち上がった。
「もう付き合ってたから
満点の意味ないじゃん?
だからご褒美に…」
そう言いながら修は桜にキスをした。
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