love

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  「も…もう帰ろう」 そう言いながら桜は鞄を持ち教室を出ようとした。 修はそんな桜の手を優しく握った。 「桜顔赤いよ?」 修はからかうように笑いながら 桜のおでこをペタペタ触った。 「これ桜にあげる。」 そう言いながら修は桜に回答用紙を渡した。 「ただ要らないだけじゃないの?」 桜は回答用紙を見ながら問うと修は何も言わなかった。 しばらく2人は何も言葉を交わさなかった。
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