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「嫌!!」
桜は髪を引っ張っている男に体当たりをし
男の隙を突き急いで修の元へ走った。
修を蹴り続けている男達を引き離そうと必死に引っ張った。
だが男の力に叶うはずもなかった。
今度は桜は修の上に覆い被さり
修を庇った。
桜は覚悟を決めて目を瞑った。
その瞬間パトカーが警報を鳴らしながら公園の側に止まった。
桜の声は全く入らなかった男達はすぐにどこかへ逃げ始めた。
「修!」
桜は修は揺さぶると
修はうつ伏せだった体を仰向けにした。
「良かった」
桜はそう呟きながら修の手を握った。
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