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桜の日々は光に満ちていた。
毎日が比べ物にならないほど楽しかった。
修は桜だけを大切に扱ってくれた。
桜は時々授業もサボり屋上や小川で修と静かに過ごした。
美樹はあの日以来修や桜に話しかけなくなった。
休み時間に修と桜がいつも通りに話していると
香織が目の前にやってきた。
修は香織にビンタされて以来香織に敵意を剥き出しだった。
そんな修の前にやってきた香織を桜は見守った。
「この前はごめんなさい。」
急に謝った香織に修は動揺を隠せないらしい。
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