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『っよ。笑』
『あぁ…ミホちゃん…』
『どうしたの?』
『ミホちゃんとかやめてよ!ミホでいいよミホで。笑』
『リョウはどうしたの?部屋行ったよね?』
『あぁーリョウ君来たけど、私じゃなくてもう一人いたでしょ。サキ(咲)って子なんだけど、サキと気があっちゃったみたいで、私つまんなかったからトイレ行くって言ってこっちにきちゃったってわけ。笑』
『あぁ、そうなんだー』
『ねぇ、シンジ君歌ってよ』
『いや……俺、歌上手くないから……ミホちゃん歌ってよ』
『だからーミホでいいってー。じゃあ歌っちゃおうかなー』
ミホちゃんが歌っている姿はまるでダイヤモンドのように輝いていて僕の目には眩しすぎた
『っしゃー歌ったぜぃ。笑どうだったー?ねぇ?聞いてたー?』
『あ、あぁ…ごめん…すごい上手くてビックリしちゃった』
『でしょー?笑 私上手いんだー。笑』
にっこり笑う彼女に僕は完全に惚れていた。
それを悟られないように僕は精一杯の笑顔を見せていた。
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