『出会い』

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「せんせぇーちょーだるいんだけどー…」 誰か来た…… 誰だろう? 声は女の子だ タメの奴かな? カーテンの隙間から見えた彼女は色白で目が大きく 髪の色は真っ黒でいまどきの高校生って感じだ。 「じゃあ熱測って」 先生が言った ……………… …………… ピピッ 「やばぃマジで熱あるし」「熱って言っても37.0じゃない。頑張って授業受けてきなさい」 「えーマジ無理だってーこの時間だけは寝かせてよぉ」 「しょうがない子ねぇ次の授業はちゃんと行きなさいよ」 小さくガッツポーズをしたのが見えた 彼女は隣のベッドを使うことになった 僕は特に意識する事もなくそろそろ寝ようと思い目を閉じた 何分かたった時まだ寝れずにいた僕は先生が保健室から出ていく音を聞いた そして先生が出ていったすぐ…… 「ねぇ」 ……… 突然話し掛けてきた
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