ある日の夕方

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ユノおっきいのに よくこんな小さい毛布で 足りるね! 寒くないのかなぁ。 と思いつつ そっと毛布をかけた。 そこで見えたユノの顔は なんだか、苦しそう…? 汗をかいてうなされてるみたい。 「ユ…ノ?大丈夫っ?」 ユノの顔が青ざめてゆく。 「ユノ?どうしたの?」 「…んん。っ」 息があがってる。 「ユノ?!目開けて!」 「ぐっ…ん…ジェ…ジュン。」 小さくでもはっきり呟いた。 目覚めたのかな。 でも…どうして俺の名前? …そんな事より、まずは今のユノをなんとかしなくちゃならない。 すごく苦しそうなユノの顔。 「ユノ!起きて!ユノ。」 あ…目を開けた。 .
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